ワクチン後進国

世界の先進国の中で、日本の予防接種制度が最低レベルだと
いうことを聞いたことがないでしょうか。

多くの国でB型肝炎や、おたふくかぜ、ロタウイルスのワクチンは
国が定期接種に指定して、無料で接種することが可能ですが、
日本では無料ではありません。
WHO(世界保健機関)は、先進国では水痘(みずぼうそう)ワク
チンも無料化することが望ましいと勧告しています。水痘ワクチン
は、2014年10月からようやく定期接種になりましたが、おたふく
かぜは定期化の時期が未定のまま。

ワクチン開発の進んでいる日本は、実際はワクチン後進国なの
です。

また、日本では、同時接種も混合ワクチンも用いないため、毎回
1本ずつ病院に通うことになっていますが、アメリカでは生後2か月
の未熟児であっても、同じ日に6種類のワクチンを接種します。
ヨーロッパでは3か月の赤ちゃんに6種混合のワクチンを使います。
子どもにとっても連れて行く親にとっても、負担が軽いのは明らか
ですよね。

さらに、受けやすい体制を作って接種率を上げることを優先する
アメリカと違い、日本のワクチン接種には細かなきまりが多すぎる
ことも問題で、そのために発症率が高くなる病気もあるくらいです。

それでも昔に比べればだいぶ良くなっては来ているようなので
将来の子ども達のためにも、今後も制度を改善してもらえることを
願っています。